「おいらん姐さん」役者・川村喜三郎 新着 あらすじ ネタバレ 無料試し読み

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役者・川村喜三郎

 

主人公は禿かむろ「なじみ」

そして、なじみのオイラん姐さん…

橋立花魁…

ですが…人は、彼女のことを…

地獄太夫と呼ぶのでした。

 

ある夜やって来たのは

今、売り出し中の役者、

川村喜三郎!!

大門をくぐる喜三郎を皆が見るのでした。

 

どうでぇ、どうでぇ

何しろ色悪をやらせりゃ

江戸一の川村喜三郎だからなぁ

 

色悪とは芝居において色気のある悪役を指します

四谷怪談の田宮伊右衛門などがその代表でした。

 

吉原は初めてで勝手が分からねえがー

俺と同じく売り出し中の橋立花魁とやらを

買うとするか…

 

「橋立花魁!振りこみのお客様!」

 

「ちっ、シケた客がついたようだね」

橋立花魁は嫌そうに言い捨てるのでした。

 

茶屋を通さず一人で張見世に来て指名する客を

振りこみの客…と呼びました。

振りこみは、茶屋を通さないので安く上がりますが

妓楼側からはケチな客として軽んじられたのです。

 

「え?客は川村喜三郎?」

 

「喜三郎ってば近頃はやりの役者…

羽振りはいいはずなのに振りこみなんて…」

…となじみが言うと、ポカンとキセルで叩く花魁

 

「バカだねお前は、問題なのは役者・・だって事さ」

 

 

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その頃、座敷では…

 

廓に上がっても注目の的だぜ

だが…どうも…

羨望や尊敬の眼差しとは違うような…

 

喜三郎は周りの反応に違和感を感じ始めていました。

客たちが話します…

「ありゃ本当に喜三郎かね?」

 

「俺やぁ、

何度もやっこさんの芝居を見たんだ間違えねぇ」

 

「しかし役者と坊主の花魁買いは御法度のはず」

 

え?…

 

「ひょっとすると奴は御法度を知らねぇんじゃないか?」

「まさか」

「ま、いずれにしても御法度を知らずに

来たなら恥さらしもいいものだ」

 

他のお客の言葉が次々と矢の如く突き刺さる喜三郎…

「花形役者になった事で喜三郎は天狗になり、

孤立してるって噂です」

座敷に向かう廊下で、橋立花魁は妹女郎から噂を聞きます。

「なるほど、

それで一座の仲間は御法度を喜三郎に教えなかったと」

 

天狗の鼻をへし折るのが大好きな橋立花魁…

 

喜三郎の運命やいかに…!?

 

 

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次回「おいらん姐さん」役者・川村喜三郎2 のネタバレはこちら>>>

 

 

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