「おいらん姐さん」浅葱裏〜前編〜 新着 あらすじ ネタバレ 無料試し読み

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浅葱裏〜前編〜

 

主人公は禿かむろ「なじみ」

そして、なじみのオイラん姐さん…

橋立花魁…

ですが…人は、彼女のことを…

地獄太夫と呼ぶのでした。

 

吉原の大門をくぐるとそこはメインストリート

両脇にはずらりと茶屋が並んでいるのでした。

遊郭遊びを旅に例えるなら茶屋はさしずめ旅行代理店

今日もその茶屋にある男が付き人と共に現れて…

 

「地獄太夫という女郎はいずこに?」

尋常ではない切羽詰まった空気で尋ねる傘で顔を隠した男。

「地獄太夫…橋立花魁の事でございますね

しかしお客様は通でございますね

ある趣向の方に大人気でございまして」

愛想笑いをする茶屋に…

「貴様、愚弄する気か!?」

…と刀に手をかける付き人…

「おっと、お客様、

お腰の物は茶屋に預けていただくのが

吉原の掟でございまして…」

 

「武士の魂を渡せるか!」

すごい形相で睨みつける付き人を制して男は

「むう、仕方あるまい…」

と納得するのでした。

 

男は見世に入るなり

「ではすぐ床入りの支度を…」

と遣り手(遊女の管理係)に言います。

 

は?

…この浅葱裏が…

 

浅葱は、薄い藍色の事で

江戸詰の地方武士に裏地が浅葱の安手の着た者が

多かった事から、田舎侍を馬鹿にする時

浅葱裏と呼んだのです。

 

 

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部屋に入った橋立花魁は…

「じゃあ、とっとと始めようじゃないか」

と言うのですが、男は…

「おっと…床花と言う祝儀を渡すのであったな?」

と懐に手を入れるのでした。

その瞬間、バラバラと落ちてきた物…

それは、四目屋の薬袋…

四目屋は大人のオモチャ屋で媚薬の販売元としても

有名でした。

地黄丸はさしずめバイアグラといったところです。

 

「歳で勃たないのかい?」

そう尋ねる橋立花魁に…

「恥ずかしい話だが…

生まれてこの方イったことが無いのだ…」

と伏し目がちに言う男…

 

「イったことが無い…?」

目をまん丸にして聞き返す花魁…

「男にとって

それ以上の不幸はないじゃないか!」

 

「この身だけの不幸なら

どれほど気楽か…

これでも一潘の主人…

長男弟のないこの身に

世継ぎが生まれない限りは

潘は取り潰しになってしまうのだ…」

 

思っていた以上に深刻な問題を抱えている男に

橋立花魁がとった行動とは!?

 

 

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次回「おいらん姐さん」浅葱裏〜後編〜 のネタバレはこちら>>>

 

 

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