「おいらん姐さん」ザマミロな晩 新着 あらすじ ネタバレ 無料試し読み

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前回「おいらん姐さん」火傷と金魚 のあらすじはこちら>>>

 

 

ザマミロな晩

 

主人公は禿かむろ「なじみ」

そして、なじみのオイラん姐さん…

橋立花魁…

ですが…人は、彼女のことを…

地獄太夫と呼ぶのでした。

 

吉原の九月は夏に紋日(イベント月で遊び代が倍になる)

があった上、秋にも月見の紋日が控えている為、

客足は遠のきました。

 

そんな夜、不意に現れた客…

「久さん…」

橋立花魁を見つめる男…

「しのさん、なじみ!

悪いけど下へ行っておくれ」

自分の部屋から、なじみと女郎を追い出す橋立花魁。

「しのさん、あの客は?」

なじみがあくびをしながら尋ねると…

「飛脚の久兵衛…橋立花魁の真夫…

いや、真夫だった男サ

久兵衛は桃川花魁に鞍替えしやがったんだ

姐さんが地獄太夫になったのも

思えばあれがきっかけだね」

 

…その頃、橋立花魁の部屋では…

「よくもいけしゃあしゃあと来れたもんだね

袋叩きにあっても文句は言えないよ?」

吉原内では、一度馴染みになった以上

他の女の元へ通うことはタブーでー

これを犯した者をリンチにかける事は黙認されていました。

 

「済まねえ」

背後から謝る久兵衛…

「おおかた、桃川に振られでもしたんだろ?」

「済まねえ」

そう言って、橋立花魁の着物に手を入れる久兵衛…

「弁解のひとつもしてみちゃどうだい?」

その口調とは裏腹に、橋立花魁の肌は熱くなっていくのでした。

「済まねえ」

「済まねえ済まねえって、バカのひとつ覚えにー」

そう言い終わるが否や口付ける久兵衛…

 

二人は布団に横になって話します。

「相変わらず、女の扱いが上手いじゃないか

…で、いくら要るんだい?」

 

「おめえ、変わったな」

 

「もう昔の初心うぶなネンネじゃないんだよ」

 

 

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そこで、久兵衛は事の真相を話すのでした…

飛脚をしている久兵衛は、うっかり金の封を

破いてしまったと言います、当時それは大罪で

死罪に値するものでした。

それで、ヤケになって二十両ほど使い込んだと言う久兵衛

しかし、単に金の封を切っただけでは死罪にならないと言うのです。

「だったら、事情を話して…」

と言う橋立花魁に…

久兵衛が金策に走り回っている間に、客が

久兵衛が金を持ち逃げしたと早とちりして

お上に訴えたと言うのです。

 

「今回の話はえらく手が込んでるじゃねえか

おおかた横川んとこへ行く銭が切れたってとこだろ」

 

悲しげな目で、橋立花魁を見て

「バレたか、となりゃあ長居は無用」

と立ち去ろうとする久兵衛を止めて

「くれてやるとは言わねえがー

枕の中に五〜六十両はあったはず」

 

そう言って部屋を出る橋立花魁…

 

そして久兵衛は…!?

 

 

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次回「おいらん姐さん」浅葱裏〜前編〜 のネタバレはこちら>>>

 

 

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