「おいらん姐さん」火傷と金魚 新着 あらすじ ネタバレ 無料試し読み

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前回「おいらん姐さん」おととい~後編~ のあらすじはこちら>>>

 

 

火傷と金魚

 

主人公は禿かむろ「なじみ」

そして、なじみのオイラん姐さん…

橋立花魁…

ですが…人は、彼女のことを…

地獄太夫と呼ぶのでした。

 

ある日…

「頼むよ橋立花魁…

今度のにわか、是非一緒にやっておくれよ」

俄というのは、吉原八月の行事ごとで

芸者を中心に、茶屋や遊郭の有志がにわか作りの

出し物を演じるものでした。

 

「演目は?」

 

 

キセルをふかしながら尋ねる橋立花魁に

勧進帳かんじんちょうだよ、橋立花魁には弁慶を…」

そこで、なじみが言います

「姐さんには「五三桐ごさんのきり」の石川五右衛門の方が」

と言い終わらないうちに

なじみの顔面にキセルが飛んで来るのでした。

 

「二人してからかうんじゃないよ!」

 

そう言って、部屋を出る橋立花魁…

そこに…

「あの…弁慶役…わっちじゃダメかな?」

現れたのは、高瀬という姐女郎でした。

 

高瀬は惚れては振られの繰り返しで

真夫まぶ(本命)に入れ込んでは

身揚みあがり(休みにして自分の揚代を支払うこと)

ばかりしていたのです。

 

 

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そして数日後…

「ちょ、ちょいと休憩」

…部屋からジャガイモを手に

ぐったりした様子で出て来る橋立花魁…

 

「今日の客はしぶてぇ〜」

 

その時廊下から人の声が…

 

「こうでありんすか?」

「そうそう、もっとガニ股に…」

それは、俄で披露する演目の男振りの練習をする

高瀬と、それを指導する霧八の声でした。

 

「それにしても熱心な高瀬を初めて見たよ」

「最近は勤めの方も力が入ってるよ…

まぁ、真夫忘れたさなんだろうけど…」

と言うおマキ…

「へぇ、振られたのかい?

あのブサイクな薬屋の手代に?」

 

「ああ、毎日のように来てたのに

急に現れなくなったからね」

 

「ふ〜ん、オカメとヒョットコで

今度は上手く行くと思ったんだけどねぇ」

 

と、必死で男振りを練習する高瀬を、

見守る橋立花魁とおマキでした。

 

そして翌日、金魚売がやって来ます。

その声を聞いたなじみは目を輝かせて、金魚を見やります。

 

「買ったげようか?」

 

その声に、なじみが顔を上げると

そこには…!?

 

 

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