特装版「親なるもの 断崖」【第三話~足抜き…】あらすじ ネタバレ 無料試し読み

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足抜き…

 

明治2年…

東北から北海道の室蘭に売られた4人の物語。

「富士楼」に売られた四人の娘。

一番年上の松恵と妹のお梅。

隣村の武子

器量が悪い親不孝者と売られた道子。

松恵は、芸妓になるには歳を重ね過ぎていた為、

その夜から客を取らされ、その後首を吊って自害します。

娼妓になる事を決意して十一歳にもかかわらず客を取るお梅。

同じく芸妓になることを決意した武子は九条と言う名を名乗って

葛西坂遊郭一番の芸妓へと成長してゆくのでした。

一般の娘の着物を着て、女将さんに会いに行った帰り道、

待っているはずの世話役の直吉がおりません。

 

そこで、久しく見ていなかった町や自然に目を見張るお梅。

そんなお梅を見つめる一人の青年がいました。

六助と呼ばれていたその青年はお梅に釘付けになります。

恥じらいを感じて葛西坂のてっぺんまで走って来たお梅に、

直吉が青ざめて追いかけてきます。

「足抜きかと思われますぜ!!!」

足抜きなんて、一つも考えていなかったお梅は折檻に怯えます。

「お前は女郎だ!!!」

抵抗するお梅にそう怒鳴った所に、

お梅が落として行ったかんざしを持った

六助が鉢合わせてしまったのです。

 

凄惨な折檻を受けたお梅を直吉が介抱してやっていると

お梅は、思い出したように語り始めるのでした。

「おらを女郎にしたのはおめぇだったな、直吉。」

女郎になりたいと言った十一歳のお梅に、

一から仕込んでくれたのはなんと、直吉だったのです。

 

 

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